名探偵コナン1035話 感想&考察。阿笠栗介と阿笠定子の役割。沖矢昴のセリフの意味とは?【サンデー感想】

名探偵コナン1035話「堆黒盆」感想&考察です。

青山先生の予告していた「沖矢と世良と灰原の話」がスタートしました。アニメであの方の正体が明かされた直後なのもあってか、暗喩の目立つ回でしたね。

ということで今回は、

  • 沖矢昴のあのセリフの意味
  • そこから見える赤井家の情報共有
  • 世良はこれから沖矢を疑う
  • 阿笠定子はエンジェルかもしれない

など、名探偵コナン1035話から気になったシーンを考察します。

 

ネタバレ注意です! 

 




1. 沖矢が「妹に聞いておきたいこと」

最初に取り上げたいのは、沖矢のこのセリフ。

沖矢「それに妹には…少々聞いておきたい事もあったしな…」
(名探偵コナン1035話より引用)

ストレートに考えると、これは「浅香が近くにいるかどうか」だと思います。沖矢は以前、蘭に対して「世良の近くに浅香がいないか」を確認していたので。

沖矢「その世良さんの周りに変わった人とか見かけませんでしたか? そう、例えば…絶えず周囲を警戒し危険な相手なら瞬時に制圧する能力に長けた…『浅香』という名の…」
(名探偵コナン90巻より引用)

 

だとすると、やはり赤井は浅香の正体に目星をつけており、だからこそASACAとRUMを合わせてCARASUMAと解釈するべきだと気づいたということ。

また、今回の沖矢は微笑みを浮かべた表情で、緊迫した様子はありません。つまり、この推理が正しければ、浅香は敵ではない

浅香=若狭で、世良やメアリーと繋がっている可能性はさらに高まりそうですね。

 

 

2. 赤井家の情報共有と、キーパーソンになる「羽田秀吉」

加えて、今回のセリフで決定的になったことはもう一つあります。それは、赤井が世良だけでなくメアリーとも連絡を取っていないこと

もしメアリーと連絡を取れるなら、あえて世良に「聞いておきたいこと」をぶつけなくても、メアリーに質問したら済みますからね。

 

となると、赤井が自らの生存を明かしているのは、家族のなかで秀吉だけ。赤井と秀吉が「何らかの思惑」を共有していることも予感させます。

その予感を後押しするのが、秀吉がメアリーの幼児化をおそらく知っていること。

 

世良「まぁ、ずっと日本に住んでる真ん中の兄の所に転がり込むって手もあったけど、断られちゃって…」
(名探偵コナン83巻より引用)

▲世良は以前、秀吉の家に同居できないか相談しており、この時点で現在の事情を秀吉へと話したはず。1から10まで説明したとは限りませんが、秀吉を危険に晒すかもしれない以上、メアリーの幼児化などの最低限の情報は共有したと考えるべき。

秀吉「彼なら問題ない 追伸 魔法使いにはもう会えたのか?」
(名探偵コナン81巻より引用)

▲事実、世良は秀吉に対して「魔法使い」のことを話しています。とはいえ、このメールからは秀吉が「魔法使い=コナン」と教えられていないことも伺えるので、世良は秀吉にメアリーの幼児化も共有していない可能性も。

ただ、世良やメアリーの心理を考えたとき、「秀吉の家に同居するなら幼児化を教える」「同居しないなら幼児化を教えない」というのもおかしな話。最初は危険に巻き込むつもりだった以上、そこは一貫しているはず。やはり秀吉は、メアリーの幼児化を教えられているのが自然です。

 

だとすると秀吉は、赤井家の現状を最も多く理解している人物。

そして、おそらくは赤井に情報をリークしており、だからこそ赤井は世良の帰国の理由を探ろうとしていない。

 

秀吉はほかにも、

  • 羽田家の養子に入っていること
  • 羽田浩司の「初志貫徹」を座右の銘にしていること

など、本編に関わりそうな伏線の持ち主でもあります。

一見するとノーマークな秀吉ですが、実はラム編のキーパーソンなのではないでしょうか。

 




3. 世良はこれから沖矢を疑う

さて、次に見ていきたいのはこのシーン。

沖矢「ええ…いましたよ…バイクのメットを被った…女の子が!」
(名探偵コナン1035話より引用)

沖矢はメットを被った世良しか見ていないのに、性別を「女の子」と断定。沖矢と世良は「工藤優作の未解決事件」で面識を持っていますが、この言い回しからして本人を特定できていないポーズなので、性別を断定できるのはおかしいような。

これはおそらく意図的な描写。世良はスルーしましたが、彼女の推理力なら気づいているはずなので、沖矢を疑う展開になる可能性は高いかなと。

 

問題は、それがどんな展開になるか。

沖矢に直接「なんでボクのこと女の子だとわかったんだ?」と聞くような展開なら、沖矢は「以前お会いしたじゃないですか」とか適当にかわすだけで十分。

逆に、事件を解決してから「そういえば、あの沖矢とかいう大学院生…」と回想する展開や、それをメアリーに相談する展開になると、「沖矢=赤井」だと発覚するフラグになるかもしれません。

 

まあ、世良ちゃんに出し抜かれた挙句、正体を暴かれる赤井さんはあまり想像できないので(笑)、前者だと思います。

前者と後者のハイブリッドもあり得ますが、いずれにせよメアリーは表舞台に立てないので、実働部隊は世良。赤井との駆け引きを制するのは難しそうです。

 

個人的に、世良に「沖矢=赤井」だとバレるときは、

  • 赤井から世良に正体を明かす
  • 「開けるんだキャメル」みたいにピンチに駆けつけるパターン

このどちらかかなと。

 

また、さらに深読みするなら、世良に疑われるようなことを言ったのはミスではなく、沖矢の計算という可能性も。

なぜなら沖矢はこれから、世良に「聞いておきたいこと」を尋ねるはず。とはいえ、ダイレクトに質問するわけにもいかないため、なんらかの策を練っていると思われます。世良に疑われることは、その布石になっているのかもしれません。

 

4. ラム編を暗示する事件

沖矢「もしかして3枚のうち2枚は贋物だったと…?」
(名探偵コナン1035話より引用)

ピンときた人も多そうですが、今回の事件はラム編を暗示したものになりそうです。「3つのうち2つは贋作」というシチュエーションは、ラム編の展開と一致するので。

 

現時点で引っかかったのは、凶器が「槍」であることでしょうか。こちらの記事にも書きましたが、ラムは剣術の使い手という可能性もあります。

また、犯人が一度は被害者を殺し損ねていることや、現場に訪れた目撃者の存在なども、17年前の事件の真相を暗示しているのかもしれません。

 

そして、これまた勘ぐってしまうネーミングの「聞こエンジェル」

エンジェルというと思いつくのは蘭やエレーナですが、もう一つ。羽田浩司の殺害現場にあった手鏡「PUT ON MASCARA」の下に描かれたまつ毛のイラストも、天使の羽根に見立てたデザインのように見えます

名探偵コナン89巻より引用

 

さらに言えば、堆黒盆そのものの説明も気になりますね。

阿笠「木胎に黒漆と朱漆を何層にも塗り重ね、表面を黒漆塗りし、これに文様を彫刻した漆芸品じゃよ!」
(名探偵コナン1035話より引用)

黒と朱色は組織編のイメージカラー。漆を何層にも塗り重ねていることは、変装や偽名を思わせます。また、彫刻されているのがカラスの対極とも言える鶴なのも意味深です。

 

もはや連想ゲームの様相を呈してきましたが(笑)、「鶴は千年、亀は万年」というように、鶴には長寿のイメージもあります。

個人的に烏丸はベルモットと同様、不老長寿の状態になっていると考えているので、この点も引っかかったポイントです。これについては物語の核心に迫る考察になるので、また別のコンテンツで話したいと思います。

 




5. 阿笠栗介と阿笠定子の再登場

そして、今回のエピソードで衝撃的だったのが、阿笠栗介と阿笠定子の再登場

この2人はかつて、有力な「あの方候補」でした。

 

2人の設定を簡単に整理すると、栗介は病弱で、38歳の若さでこの世を去った。そして栗介の妹である定子は、兄をそばで支え続け、独身のまま1年前に他界した。

この緻密なバックボーンに加え、

  • 栗介は大富豪→烏丸の設定と一致
  • 栗介は巨額の富をどこかに隠した→烏丸の母親の設定と一致
  • 栗介は50年前に亡くなった→組織の「半世紀前から進めてた極秘プロジェクト」と時期が一致
  • 定子は小学校の教師だった→「七つの子」を連想させる
  • 組織は死者を蘇らせようとしている→栗介の復活という動機
  • このエピソードの次の回でテキーラが登場

といった組織の設定との類似点や、

  • 2人の登場したシリーズ「月と星と太陽の秘密」は、あの方=烏丸だと発覚したシリーズ「マリアちゃんをさがせ!」でも触れられてる
  • 実際に「マリアちゃんをさがせ!」は「月と星と太陽の秘密」をもとに作られている
  • 今回登場した「聞こエンジェル」→「月と星と太陽の秘密」でも「ボイスレコチェンジャー」という発明品が登場

など、2人の登場したシリーズ「月と星と太陽の秘密」が、ここにきて明らかにフォーカスされています。

 

そして、今回はアニメが「マリアちゃんをさがせ!」を放送し、「月と星と太陽の秘密」に触れた直後

このように、名探偵コナンでは「タイミング」に仕掛けを施していることが多い。今回も偶然とは思えないので、2人の登場になんらかの意図がある可能性は高そうです。

 

6. 阿笠栗介と阿笠定子を再登場させた意図

では、その意図とはどんなものなのか。大別すると、考えられるパターンは2つです。

  1. 栗介と定子が、組織編に関わっていることの暗示
  2. 「月と星と太陽の秘密」の事件やトリックそのものが、組織編のヒントになっていることの暗示

まずは①「栗介と定子が、組織編に関わっていることの暗示」から考えてみましょう。

 

阿笠定子は「エンジェル」かもしれない

阿笠栗介と阿笠定子は組織編に関わっているのか。現実的に考えると、この可能性は低いと思います。

 

栗介は資産家でしたが、あくまでも「この辺りでは結構名の通った大富豪」でした。優作に「日本で最も強大な人物」と評される烏丸とは、同じ資産家でも別次元の存在に思えます。

また、定子は生前、差出人不明の手紙のことを阿笠博士に相談をしています。もし定子=組織の人間なら、これも組織の力を使って調査するはず。

加えて、青山先生は年賀状で「定子おばさんって誰だっけ?」と答えていたという情報も。はぐらかしているだけとも解釈できますが、本当に忘れていた可能性も十分にあります。

 

ただ、ここで気になったのが「聞こエンジェル」と「マリアちゃんをさがせ」。

これは単なる妄想ですが、マリアちゃんはイエス・キリストの母「聖母マリア」を示しているとか。聖母マリアといえば、天使の力によって命を授かった背景を持ち、自己犠牲精神に溢れた人物。名探偵コナンにおいて自己犠牲精神の象徴である「エンジェル」を思わせます。

そして、栗介を最期まで支え続けた定子は、蘭やエレーナと同じ「エンジェル」の資質の持ち主。定子は組織の人間ではなさそうですが、エンジェルとして物語に関わってくる可能性はゼロではないかもしれません。

 

ベルモットが蘭を「エンジェル」「宝物」と呼ぶ理由【名探偵コナン考察】

2017年12月10日

 

「マリアちゃんをさがせ」に秘められた読者向けの暗号

では、②「『月と星と太陽の秘密』の事件やトリックそのものが、組織編のヒントになっていることの暗示」という線はどうか。

個人的には、こちらの可能性のほうが高いとは思っています。

 

なぜなら「マリアちゃんをさがせ」には、読者向けの暗号が隠されていたかもしれないから。それを指摘しているのが、フォロワーさんのこのツイート。

ざっくり説明すると、「マリアちゃんをさがせ」の現場に仕掛けられていたヒントは、読者に対してもヒントになっているという説です。

 

たとえば、最初の暗号「女の子は身だしなみが肝心! ちゃんと寝癖はチェックしたかしら?」と鏡。

これは、17年前の事件の現場に残されていた手鏡と、そのシリーズでの灰原のセリフ「棋士なら身だしなみも気を遣っていただろうし」に結びつけられます。

つまり、この暗号は原作89巻、アニメ861〜862話収録のシリーズ「17年前と同じ現場」を示していると考えられるのです。

 

それ以外の暗号や描写も同様に、作中の事件へと置き換えられます。詳しくはフォロワーさんのツイートをご覧いただきたいのですが、最終的には以下の事件へと変換されるようです。

  1. 17年前と同じ現場(89〜90巻)
  2. ブログ女優の密室事件(87巻)
  3. 謎解きは喫茶ポアロで(92〜93巻)
  4. 真夏のプールに沈む謎(85〜86巻)
  5. 婚姻届けのパスワード(89巻)

この解釈が合っているのかはわかりませんが、いずれにせよ「マリアちゃんをさがせ」に読者向けの暗号が仕込まれていた可能性はありそう。忙しくて検証できていませんが、今後はこの線も踏まえて考察してみたいですね。

 

7. 事件の考察

最後に少しだけ事件の考察も。

次回は3人の堆黒盆のルミノール反応を確かめるか、鑑定にかける展開になるかなと。で、誰の堆黒盆からもルミノール反応は見られないorすべて贋作というパターン。堆黒盆は単に消えるのかもしれませんが、これならラム編の「インチキ」の暗示になるので。

あとは、被害者の右耳から消えている聞こエンジェルもキーになりそう。もし犯人に回収されているなら、補聴器のハウリングを利用して特定する展開もあるかもしれません。

 

ということで、いかがだったでしょうか。考察というより妄想色の強い記事になってしまいましたが、シリーズ初回ということでご容赦ください。

いずれにせよ、今回のシリーズで沖矢が「妹に聞いておきたいこと」を聞けば、ラム編の大きなヒントになる可能性は高い。栗介・定子の再登場も含めて、非常に興味深い回でしたね。

 

Twitterでもショートな考察を更新中。








13 件のコメント

  • いつも興味深く考察を見させてもらっています。
    昴さんが世良ちゃんを女の子だと断言した件ですが、昴さんは「工藤優作の未解決事件」にて世良ちゃんの制服(スカート)姿を見ているので、あの場で断言できてもおかしくないと思います。昴さんが直接答えるかコナンが助け舟を出すかのどちらかにはなるのではないでしょうか。
    まあ解決した後メアリーと二人のときに「やっぱりあの人何か引っかかるなあ・・・」という会話をする可能性は十分ありますが笑
    この二人の関係に灰原(とコナン)がどう絡んでくるのか、そこから導かれる考察を楽しみにしています!

    • 説明不足でごめんなさい!

      まず「バイクのメットを被った…」という言い回しからして、沖矢は世良を特定できてない体なんですよね。その上で、メットを被って私服姿の世良を女の子と認識できてるのは…という解釈です。わざわざ「女の子」と言わせたことや、メットを外したタイミングにも作為的なものを感じます。

      で、もし世良が「なんで女子だとわかったんだ?」と聞いた場合、沖矢が「工藤邸で一度お会いしたじゃないですか」と誤魔化すパターンなんじゃないかなと。ただ、灰原が「世良真純っていう…ボクッ娘よ!」と言ってるシーンで普通に顔見えてそうなので、別に世良も沖矢のことを不審がることはないかもしれません…笑

      いずれにせよ「やっぱりあの人引っかかるなあ」はありえそうな展開ですよね。これからも考察がんばります〜!

  • 96巻の京極さんがスタントマンをする回に出てくる富岡監督、
    私服の世良を最初から女だと分かっているようです。
    (世良と蘭を心の中でかわいいと思い女優のスタントをやらせようとする)
    実は彼も重要人物では…(笑)

    • それは気づきませんでした!笑
      沖矢と比べるとメットを被ってない分有利ですが、いろんなタイプの役者さんを監督するうちに見る目が養われたのかもしれません笑

  • 秀吉は浩司の死の真相を探りに羽田家に養子に入ったんだと思う。
    浩司の家族が17年も無事な事を踏まえると羽田家の関係者がラムの可能性が高いと思います。
    おそらく務武の死の真相を調べてる兄の秀一と連携してるでしょうね。

    ところでHiroさんは秀吉と諸伏兄弟が似てる事に気付いてますかね?
    赤井が正体を明かしてまで景光を逃がそうとしたことを踏まえると赤井家と諸伏家は親戚かもしれません。
    というかそうじゃないと赤井と安室の和解や共闘は不可能だと思われます。
    だとすると今回はラムvs赤井務武&景光の育ての親という構図かも?

    ちなみにカラスは太陽と大きな関係があります。
    「阿笠」は全て太陽ということなので怪しいですよ。

    政治は地方から動かすものなので地方の大富豪が陰から国を動かしてるってけっこう考えられます。

    • コメントありがとうございます!

      羽田家が無事なのはめちゃくちゃ違和感のある状況ですよね。ただ、もし羽田家がクロだった場合、秀吉を経由してメアリーを容易に消せるはずで、メアリーが現在追われてる状況と矛盾します。世良も堂々と高校に通ってますし、これはもうご都合主義ってことでいいのかな…と解釈してます(笑)。おっしゃる通り、秀吉が羽田家を調査してるとかはありそうなんですけどね〜…。

      実は羽田浩司が加害者側で、アマンダを殺害したんじゃないか?という説も考えましたが、その場合カップの指紋はAPTXを飲ませた形跡ということになり、現場は羽田の部屋。死体をアマンダの部屋に運ばないといけなくなるので、この可能性も低いんですよね。となると、カップの指紋は「羽田がアマンダの忘れ物を届けようとした」とか、アマンダの部屋に行った理由と連動してる伏線かなと。

      ほかに考えられるのは、務武がクロで赤井家や羽田家に危害が及ばないように根回ししてるパターンですが…これだとイギリスでメアリーが会おうとした務武は本物で、罠にかけられて幼児化したことに。まあ、設定を複雑にすれば成り立つんですが、いろいろとキツイよなぁと思ってます。

      言われてみれば、確かに秀吉と諸伏兄弟は似てますね。景光と高明が兄弟だとは最初は思わなかったので、こういう容姿の類似は頭に入れておきます!!

      • じゃあ脇田の義眼もご都合主義かな(笑)
        包丁を扱う板前が義眼って考えにくい。
        若狭を見れば分かるが片眼が見えないと本当に遠近感が掴めないから包丁なんて危なくて使えない。

        眼球移植とかは考えられるけどラム=義眼とコナンは推理してるからな…。

  • そういえば安室さんって阿笠博士と対面してない割にやたらと博士を気にしてるような…と思った事あるけど(アニオリだったかも)、もしかして何かが繋がってたりするのかしら…ドキドキ。

    いつも素敵な感想・考察ありがとうございます。自分ではなかなか伏線追い切れないのですが、こちらの考察を読むたびに作品に散りばめられた奥深さに触れられる気がして毎度楽しみにしています。今後も応援しております^_^

    • コメントありがとうございます!!

      安室さんは阿笠博士に興味を持ってたのは合ってます!確か安室さんが緋色編で沖矢の正体を暴こうとしたとき、博士の近辺をリサーチしてチョーカー型変声機の存在を掴んだことを話してるので、これが伏線回収になってるんだと思います。

      いつもお楽しみいただけて嬉しいです。また読みにきてぜひコメント残してください〜!

  • いつも、楽しく拝見しています!
    ここへ来ての、阿笠栗助、定子の再登場‥
    沖矢、世良の赤井家の展開に期待していたシリーズなので、驚きました。
    故人でほぼ名前のみの登場にも関わらず、気になる2人です。

    ただ鏡の右下についてる絵は、羽ではなく
    まつ毛(つけまつ毛?)ではないでしょうか??
    鏡がついていたというマスカラはまつ毛につける化粧品なので。

    • いつもご覧いただきありがとうございます!

      まさかの再登場ですよね〜…確実に何らかの意図はあるので、あとはそれが何なのか考えたいですね。

      確かに!!羽根にしては波打ちがランダムですし確実にそうですね。ただ、上まつ毛とは逆向きなので「羽根に見立てたまつ毛」の気もします。とはいえ、文字にこういうイラストを添えるなら上より下に配置するのが一般的なので、単なる下まつ毛なのかもしれません。

      鋭いご指摘助かります!

  • 初めまして。いつも鋭くて的確な推理に感心して読みふけっているブログです。
    ここで聞いても良いのかな?
    ベルモットのコンパクト?鏡の件です。何巻か調べないと覚えて無いのですが、ベルモットが鏡(コンパクト)を持っている描写があり、あれはMASCARAの鏡だと思っています。だとすると、伏せんになりますかね?

    • お返事お待たせいたしました…!いつもご覧いただいてありがとうございます。

      その描写はあった気がしますが、私もどこだったか瞬時に出てこないです(笑)。おそらく可能性は低いですが、もしそれが伏線だった場合、浅香=ベルモットの変装という展開になりますね。

      ただ、その場合「絶えず周囲を警戒し、危険な相手なら瞬時に制圧する」というプロファイルと若干齟齬が生まれるような。仮に事件当日だけ浅香に変装してたとしても、それだと浅香はアマンダや羽田に直接接触してないことになり、羽田の「それでも僕を殺すというんですか?」のセリフを若狭が聞いてることに違和感が残ります。

      なので、ベルモットは普通にコンパクトを使ってただけじゃないかな〜と思いますが、ちゃんと考えたら別の答えになるかもしれません!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    子供の頃にベルモットの変装トリックに騙されて以来、生粋のコナンファン。考察は「DEATH NOTE」などにも似た頭脳エンタメだと思います。読み物として面白くなるように「わかりやすさ」と「サプライズ」を大切にしています。本業も物書き。