名探偵コナン1033話 感想&考察。羽田浩司を殺したのは若狭留美なのか、ラムなのか【サンデー感想】

名探偵コナン1033話「幸運の御守り」の感想&考察です。

若狭留美と羽田浩司の関係を示すヒントだらけの回でしたね。今回の描写により、若狭が先代のラムだった可能性も無視できなくなったと思います。

この記事では、

  • 若狭留美のあのセリフの意味
  • 若狭留美の所属
  • 羽田浩司を殺したのは誰なのか?
  • その他、伏線かもしれない意味深な描写

など、名探偵コナン1033話から気になったシーンを考察します。

 

ネタバレ注意です。また、管理人は基本的に「若狭留美=浅香」と考えているので、その前提でご覧ください。 

 




1. 遠見の角に好手あり

さて、衝撃のシーンが立て続けに描写された1033話。最初に取り上げたいのは、羽田浩司のこのセリフです。

羽田浩司「『遠見の角に…好手あり』ってね…」
(名探偵コナン1033話より引用)

これは将棋の格言で、要約すると「自陣に打った角は、遠い位置から睨みを利かせてくれるため好手になりやすい」という意味だとか。

若狭は「御守り」という言葉からこのセリフを回想しています。そのため、若狭の持ち歩いている角の駒は、シンプルに羽田浩司のお守りだったと考えて良さそう。

 

また、この格言には、物語のキーとなる裏の意味もあるかもしれません。

たとえば、羽田の背後には睨みを利かせる「遠見の角」のような人物がいるとか。その場合、候補として挙げられるのは、事件に関わっていたのが確定している黒田兵衛と赤井務武。

 

現時点では、どちらの可能性もありそうですね。

黒田なら羽田を公安の協力者にしていたと考えられるし、務武なら羽田の残した「CARASUMA」のダイイングメッセージを読み解いたことで「とんでもない奴らを敵に回した」と判断したと考えられる。いずれにせよ、物語は繋がります。

 

あるいは、ダイイングメッセージそのものが「遠見の角」の役割を担っていたのかもしれません。

一見すると利いていないように見える角と、一見するとただの割れた鏡に見えるダイイングメッセージは、状況としては似通っています。実は決定的な一手になっているのも同じ。

 

もう一つ気になるのは、95巻のこのシーン。若狭は部屋のテーブルに、角行を裏返して「龍馬」の面にして置いています。

名探偵コナン95巻より引用

今回の描写から察するに、若狭は羽田の記憶がトラウマになっている節があります。だとすると、駒を裏返して置いていたのは、角行がトラウマの一部だからかもしれません。

つまり、若狭は角行がフラッシュバックのスイッチになってしまうから、視界に入らないように伏せているということ。一方で、羽田の形見である駒として、肌身離さず持ち歩きたいとも思っている。

 

「遠見の角」は大きなヒントになりそうなので、より深く考察していきたいですね。

 

2. それでも僕を殺すと言うんですか?

次に取り上げたいのは、今回最も重要だったとも思えるこのシーン。

羽田浩司「それでも僕を…殺すと言うんですか?」
(名探偵コナン1033話より引用)

このセリフからして、羽田は若狭を「自分を殺そうとしている人間」だと思っています。そこにはどんな背景があったのでしょうか。

 

若狭は純粋な組織のメンバーだった?

まず、若狭はNOCではなく、純粋な組織のメンバーだった可能性が高そうです。なぜならこのセリフは、若狭が実際に脅しをかけたか、殺す素振りを見せない限り出てこない言葉だから。

 

もし若狭=NOCなら、羽田に殺す素振りを見せる必要がありません。

赤井「俺はFBIから潜入している赤井秀一…お前と同じ奴らに噛み付こうとしている犬だ…」
(名探偵コナン90巻より引用)

▲NOCが組織の一員として振る舞うのは、組織に疑われないため。組織の目がない状況なら、殺す素振りを見せる理由が見当たりません。事実、赤井も公安だと発覚したスコッチに対し、正体を明かしています。

つまり、若狭=NOCだとしたら、羽田を殺そうとしたのは1対1の状況ではなく、ほかのメンバーもいる状況。普通に考えたらそれはラムですが、若狭=NOCでラムとともに羽田を追い詰めたなら、NOCの立場を優先してラムの確保へと動いたはず

 

そう考えると、若狭=NOCである可能性は低い。それ以外で羽田に殺意を向けるとしたら、純粋な組織のメンバーだけ。

校長「悪いことをすれば人は罰を受ける…どーせどこかでおびえながら暮らしておるか…野垂れ死んでおるんじゃないかのォ…」
(名探偵コナン92巻より引用)

▲だとすれば、若狭の初登場回で帝丹小学校の校長が言っていたセリフは、若狭の立場を暗示している。また、ベルモットが過去のNOCをイーサン本堂、赤井、スコッチの3人だと話していたのも、若狭がNOCではなかったからだと解釈できます。

 

NOCの可能性もゼロではない

とはいえ、若狭=NOCの可能性もゼロではありません

たとえば「若狭=暗号解読に長けたGCHQ」なら、解消される謎は多いです。この場合、若狭がAPTX4869の被害者リストを所持しているのは、ハッキングで入手したから。17年前の事件のホームページを作っているのも若狭で、アクセスログから敵を探していると考えられます。

若狭とメアリーの繋がりについても、GCHQならMI6と協力関係を結んでいるので、すんなり説明できますね。現時点ではまだ、若狭≠NOCと結論を出すのは時期尚早。

 

若狭には「殺しを躊躇う理由があった」

また、「それでも僕を殺すと言うんですか?」というセリフは、羽田が「殺しを躊躇う理由を提示した」ことも示しています。

裏を返せば、若狭には羽田の殺害を躊躇う理由がある。それは一体何なのでしょうか。

 

ドライに解釈するなら、羽田は「自分を殺すことによる不利益」を担保していたのかもしれません。ベルモットに対する安室のようなやり方ですね。

安室「僕の脳の事じゃない…前に言いましたよね?僕の消息が絶たれた場合…あなたの秘密は組織内にリークされる手筈になっていると…」
(名探偵コナン85巻より引用)

 

ウェットに解釈するなら、「僕はあなたを愛していますが、それでも殺すと言うんですか?」というニュアンスもありえます。

つまり、羽田と若狭は恋愛関係だったというパターン。若狭=純粋な組織のメンバーの場合、2人は偽りの恋人だったことになりますが、情が移ったのだと思います。赤井と宮野明美のようなケースですね。

 

若狭が将棋の駒を持ち歩いていることや、羽田に鏡を渡していたこと、さらに今回の「馬鹿な奴…」というセリフを踏まえると、後者の可能性が高いのではないでしょうか。

 




3. 羽田浩司を殺したのは若狭留美なのか?

さて、仮に若狭=純粋な組織のメンバーだと考えると、気になるのは「羽田を殺したのは若狭なのか?」ということ。

過去の考察では、若狭は羽田を殺された被害者、と見る向きが強かったと思います。しかし、今回の描写により、若狭は加害者だった可能性も急速に高まりました。

 

果たして彼女は被害者なのか、加害者なのか。

結論から言うと、羽田を殺した実行犯は若狭ではないと思います。どういうことか説明しますね。

 

羽田を殺した実行犯=現在のラム

大前提として、17年前の事件で羽田の命を奪ったのは、現在のラムと同一人物の可能性が極めて高いです。

ジン「ラムが抜かった仕事(ころし)なんざ…知った事か…」
(名探偵コナン90巻より引用)

▲ジンのこのセリフから察するに、ラムは17年前の事件で殺人を請け負い、何らかの失敗を犯しています。また、青山先生がSDB Black+で「ぬかったラムが見逃されているのはNo.2だから」と話しているのも、ジンの認識に間違いがないことの裏づけになります。

つまり、ラムは17年前の事件で誰かを殺すために動いていた。この時点で、羽田を殺したのは十中八九ラム。

 

残るは「羽田を殺したのは若狭で、ラムは若狭を殺そうとしてぬかった」という可能性ですが、これだと若狭はしっかりと羽田を始末しているので、ラムに狙われる理由がありません。若狭がNOCならわかりますが、それならそもそも羽田を殺さないはず。

となると、やはり羽田を殺したのは現在のラム。そのため、考えるべきは「現在のラムは若狭なのか?」ということになります。

 

現在のラム=若狭ではない

そして、現在のラムは若狭ではないと思います。

根拠としては、

  1. 灰原からの信頼を獲得している
  2. 灰原の顔を間近で見ている
  3. 黒田兵衛を悪人として疑っている
  4. コナンの正体を確信している
  5. 将棋の駒を持ち歩いている
  6. 「義眼」という言葉に反応し、将棋の駒を強く握り締めている
  7. 名前に烏丸のアナグラムを入れており、組織のNo.2としてはリスキー
  8. 赤井と優作がASACAとRUMを分けて考えていない
  9. 若狭の持つ情報(コナン=新一を確信)とラムの持つ情報(新一を調査)の不一致
  10. 黒田と安室が脇田兼則をマークしている

などなど。

これらの根拠のうち、現在のラム=若狭でもギリギリ成り立つのは3〜4個。現時点では、やや無理のある説と言わざるを得ません。

補足:一つひとつ検証すると長くなるので、詳しくは近日中、若狭留美の考察記事に追記したいと思います。

 

まとめると、「羽田を殺した実行犯=現在のラム」であり「現在のラム=若狭ではない」。三段論法で「羽田を殺した実行犯=若狭ではない」と考えられます。

 

若狭=先代のラムという可能性はある

ちなみに、ここまで「現在のラム」という言い方をしてきましたが、それは「若狭=先代のラム」の可能性は存在するから。

青山先生はSDB Black+のインタビューで、コードネームの継承を匂わせています。

「テキーラやピスコ、カルバドスの死亡後、そのコードネームは別の人が襲名しているんでしょうか?永久欠番みたく、その人のものとして固定されるんでしょうか?」青山先生「それは、言えないな」
(名探偵コナンSDB Black+より引用)

つまり、ラムの正体も今と昔では別人かもしれないということ。

 

そして、純粋な組織のメンバーだったと思われる若狭は、組織でも随一のスペックの持ち主。現在のラムである可能性は低いものの、先代のラムだったとしても不思議ではありません。

そもそもASACAとRUMを足してCARASUMAになるのは、偶然にしてはおかしな話。これも浅香という偽名が、烏丸からラムを引いて作られたと考えると辻褄が合います。

 

とはいえ、赤井と優作はASACAとRUMを分けないことで、CARASUMAという答えにたどり着いています。これは裏を返せば、浅香は今も昔もラムではないということ。

その他の要素を踏まえても、若狭=先代のラムである可能性は低いです。ただ、それでも考察の必要なステージまで上がってきたのは事実だと思うので、このタイミングで触れておきます。

 

4. 馬鹿な奴…

1033話でもう一つ、忘れてはならないのがこのシーン。

「馬鹿な奴…」
(名探偵コナン1033話より引用)

若狭は羽田の遺体を回想しながら、「馬鹿な奴…」という言葉を思い出しています。これは、若狭と羽田の関係を探る上で重要なセリフになりそうです。

補足:なお、捉え方によっては若狭ではなくその場にいた誰かの言葉とも解釈できるセリフですが、今回は若狭の言葉という前提で考えてみます。 

 

この言葉は噛み砕くと、善意や正義感、人情などに惑わされて合理的ではない行動を取った人間に向けられる言葉。

ただし、正義感に駆られて自滅しただけの「馬鹿な奴」だった場合、若狭はのちに将棋の駒を持ち歩いたりしないはず。羽田の取った行動はおそらく、若狭のなかで羽田が「特別な存在」になった理由とも繋がっています

先ほどの「羽田と若狭は恋愛関係だった」という考察を踏まえると、想定されるのは「自分のような人間に惚れて破滅した馬鹿な奴」「自分のような人間を庇った馬鹿な奴」などでしょうか。

 

ここでキーになりそうなのが、羽田浩司の座右の銘です。

秀吉「初志貫徹…僕の義理の兄であり最も尊敬する羽田浩司という棋士が…座右の銘にしていた格言です…」
(名探偵コナン946話より引用)

羽田は「初志貫徹」を座右の銘としています。この言葉は見方を変えると、最初に決めたことを頑なに曲げない馬鹿な奴、という解釈もできる。

もしかしたら羽田は、最初は組織の人間だと知らずに若狭と恋愛関係を結んでいた。そして、利用されていたとわかっても頑なに想いを曲げず、最後は命を落としてしまったのかもしれません。

 

もちろん、この仮説だけでは抽象的。より具体的なエピソードが存在するはずなので、これについては改めて考察したいと思います。

 




5. 右目を抑えている

また、1033話で地味に重要だと感じたのが、若狭が17年前の事件を回想しながら右目を抑えていたこと。

これは、若狭が右目を負傷したきっかけが17年前の事件にあることを示しています。もしかしたら若狭は事件当日、何者かと交戦したのではないでしょうか

 

若狭は誰と交戦したのか?

仮にそうだとして、相手は誰なのか。想定されるのは羽田とラム、そして赤井務武の3人。

ここで考えたいのが、若狭が全身に負っている古傷です。これもおそらく、事件当日の交戦によって負傷したもの。

名探偵コナン95巻より引用

傷の形状は切り傷なので、若狭を負傷させたのは鋭利な刃物や真剣だとわかります。もし若狭と交戦したのが務武なら、ジークンドーによる古傷になっているはずなので、務武は候補から外れそう。

 

残るは羽田かラムのどちらか。

羽田が若狭と恋愛関係なら、「あなたを殺人犯にしないために全力で抵抗する」という展開はあるかもしれません。しかし、それで右目を奪うほどの攻撃を加えるとは思えないし、そもそもそれほどの戦闘能力を持ち合わせているかも怪しいところ。

 

だとすると、やはり本命はラム。

ラムはおそらく、赤井務武の死やメアリーの幼児化にも関与している人物。2人を凌ぐほどの戦闘能力を持っている可能性もあるため、若狭に重傷を負わせたとしても不思議ではありません。

 

ラムは剣術の使い手?

ちなみに、若狭を負傷させた刃物は真剣かもしれません。実はラム編では、剣術を暗示する描写が随所に散りばめられています。

 

服部「天然理心流…平晴眼の構えやな…刀身をやや傾け…その切っ先は相手の左目を狙うとる…」
(名探偵コナン93巻より引用)

▲沖田の天然理心流には、相手の左目を狙う構えがあります。左目を悪くしているのは若狭ではなく脇田ですが、剣術を暗示しているように思えるシーン。

若狭「此の世を離れる…覚悟だよ…」
(名探偵コナン92巻より引用)

▲若狭は初登場の事件で、トンボを使って犯人を撃退しました。こじつけ気味かもしれませんが、若狭は棒状の武器を操ることに長けており、ラムと打ち合ったとも考えられます。

灰原「屈強な大男だとか…女のような男とか…年老いた老人とか…それらが全部影武者だって言ってた人もいたわ…」
(名探偵コナン86巻より引用)

▲真剣を持ち歩く場合、ネックになるのが目立つこと。ラムは老人に扮して杖をつき、そのなかに真剣を仕込んでいたのかもしれません。映画「天国へのカウントダウン」の犯人と似たパターンですね。

 

このように目潰しは赤井のジークンドーだけでなく、剣術でも描写されています。

これは単なる予想ですが、義眼の設定は「若狭を負傷させたのはラム、ラムを負傷させたのは務武」という二段構えになっている可能性もありそうですね。

 

6. 若狭に与えられていた任務

では、若狭は組織のメンバーとして17年前、どんな任務を与えられていたのか。1033話には、そのヒントも隠されていました。

コナン「その人…会う人によって名前や職業を変えなきゃいけない事をやってたんじゃない?情報を聞き出しやすい肩書きに変える探偵とか…潜入先に溶け込みやすい人間に成りきるスパイとか…」
(名探偵コナン1033話より引用)

被害者から大量の名刺が出てきたシーンで、コナンは「潜入先に溶け込みやすい人間に成りきるスパイ」と発言。これは、若狭の任務を示すメタファーのように思えます。

 

ストレートに捉えれば、若狭=NOC。しかし、若狭=純粋な組織のメンバーとした場合、アマンダ・ヒューズのスパイを命じられていたとも考えられます。

コナン「アメリカの資産家、アマンダ・ヒューズの死因もわかっておらず…」
(名探偵コナン89巻より引用)

アマンダは資産家であり、FBIやCIAにも顔の利く人物。資産家といえば、組織は薬の研究のために大量のラボを運営しており、莫大な資金を必要としているはず。

つまり、組織にとって資産家はニーズのある存在です。これは、青山先生の「組織は金の流れを牛耳ろうとしている」という発言や、組織が「日本を動かしていた大物」の集まる美國島にジンたちを派遣したことからも推察できます。

 

もしかしたら組織は当時、アマンダをスポンサーとして引き入れることを画策していたのではないでしょうか。

しかし、アマンダはFBIやCIAとも繋がりのある人格者なので、断られてしまった。組織はアマンダを始末しようとしたが、迂闊に近づくとFBIやCIAの罠にかかるかもしれない。そこで考えたのが、若狭=浅香をボディーガードとして接近させ、アマンダの人脈を丸裸にしてから安全に殺害するプランだった。

ボディーガードを雇ったということは、アマンダは身の危険を感じていたとも解釈できるので、この可能性はありそう。

 

まあ、これはあくまでも仮説であり、アマンダを狙った動機は「FBIやCIAを支援する資産家だったから」「組織のスポンサーだったが、裏切ってFBIやCIAに情報を横流ししていたから」など、いくらでも考えられます。

あるいは、組織の本命はアマンダではなく羽田だった可能性も。羽田と交流のあるアマンダに浅香を送り込み、調査や処理を目論んだというパターンですね。この辺りのストーリーはもっと詰められそう。

 




その他のシーン

また、1033話にはそれ以外にも、伏線と思える描写が散りばめられています。最後にざっと考察していきましょう。

 

若狭留美の死臭の知識

若狭「遺体の個体差や置かれていた環境にもよるけど…大体夏場で2日、冬場で4日たたないと死臭はしない…」
(名探偵コナン1033話より引用)

このシーンは、前回の1032話で若狭が「血の匂い」に反応したことと繋がっていると思います。つまり、若狭が羽田の遺体と対面したとき、辺りに充満していたのは死臭ではなく血の匂いだったということ。

若狭は羽田の死から時間を置かずに現場入りしていたわけですね。また、若狭は羽田に手を下したのではなく、あくまでも遺体として直面したことを示しているような気もします。

 

羽田浩司の手元

羽田の遺体の手元を見ると、juke Hotelの食器が散らばっています。これではまるで、羽田が死の直前まで食器を持っていたかのよう。しかし、羽田は戦闘後にAPTX4869を飲まされて死亡したはずで、手元に食器を持ったまま倒れる状況がイメージできません。

単純に、若狭の回想シーンがホテルの部屋だと示したかっただけかもしれませんが、重要な意味が隠されている可能性も。

 

あとは細かいところだと、羽田浩司の指の長さも気になります。

コナン「ホルモンバランスの関係で女は人差し指の方が長くなる…まぁ例外もいるけどな…」
(名探偵コナン82巻より引用)

羽田は薬指より人差し指が長い、浅香と同じタイプの手。まさか浅香=羽田ではないでしょうけど(笑)、これは青山先生からの「浅香の手は女性であることのヒントだよ」というメッセージかも。

 

暗所閉所恐怖症の女性

また、今回の事件で罪を着せられそうになっている、暗所閉所恐怖症の女性。彼女の立場は、17年前の事件における浅香の立場を暗示しているような気もします。

たとえば、ラムは羽田とアマンダを殺害し、別の場所で浅香と交戦。ここで浅香を始末することで「羽田のアマンダの殺害現場から忽然と姿を消した浅香」という状況を作り上げる計画だったとか。

 

まとめ

ということで、改めてヒントだらけだった名探偵コナン1033話。かなりの長文になってしまったので、事件の推理については割愛させてください(前回の感想に書いた内容で大体合っていると思います)。

今回の記事に書ききれなかったことや、説明を省略した部分も多いので、詳しくはまた若狭留美の考察記事にまとめたいと思います。

 

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12 件のコメント

  • 今回の話で若狭が元々純粋な組織のメンバーだった可能性が高まったと思います。
    若狭が組織の一員だったことを前提に、灰原が若狭を信頼している理由について考察し直してみたのですが一つの考えに至りました。
    灰原は若狭が組織を抜けた人物であるということに気づいたのではないでしょうか。

    キャンプ場の事件で灰原は若狭のことを疑っていないだけでなく好きとまで言っています。
    つまり単に組織の人間ではないと分かっただけでなく好きになる理由があるはずです。
    灰原が好きな人といえば比護選手。
    チームを抜けた裏切り者として彼に自分を重ね、いつの間にか大ファンに。
    そんな比護選手と同じように、若狭に対しても組織の裏切り者同士として自分を重ね、好きになったのではないでしょうか。

    灰原が若狭を組織の裏切り者だと気付いた理由はまだ何とも言えませんが、可能性の一つとして「組織を抜けた人物の匂いが分かるようになった。」と考えています。
    「裏切り者は匂いを消せねえ」とジンは述べていますが、これは「組織を抜けても組織の匂いは残る」というだけでなく、「組織を抜けた人物は特有の匂いを出す」という意味があるのではないでしょうか。
    灰原はいつのころからか組織を抜けた人物特有の匂いを判別できるようになり、若狭の正体に気づくことが出来たのだと考えます。

    灰原が組織を抜けた人物の匂いを判別できるようになったきっかけは沖矢昴でしょう。
    いつからか沖矢に対しては警戒することはなくなりましたし、やたらと匂いを醸し出していた沖矢と長く接触するうちに匂いがわかるようになったのだと思います。
    灰原のセンサーが弱まったのも、組織という敵を警戒するよりも組織の裏切り者という仲間を見つけようとするように変化していってるのかもしれません。

    拙い考察失礼します。

    • コメントありがとうございます!

      合ってるかはわかりませんが、私も同じ可能性を考えてました!特に比護のくだりは根拠になりますよね。

      ただ、裏切り者特有の匂いが出ている可能性は低いと思ってます。これだと完全に後付けの設定になってしまうので、ミステリーとして読者が推理できる設計にならないんですよね。「匂いを消す」の意味が「組織の匂いを消す」ではなく「組織を抜けたことで新たに発生する裏切り者の匂いを消す」というのもややこしいかなと。

      だとすると、灰原は若狭が自分と同じ境遇なのをどうやって嗅ぎ取ったのか?という疑問が残ってしまう。子供たちと接する若狭の中にかつての自分を見たのかもしれないけど、ちょっと弱い。そこで私は止まってます。笑

  • こんにちは。今回は組織編のヒントが沢山詰まった衝撃の回でしたね!「遠見の角」や「暗所閉所恐怖症の女性」は意味が分からなかったのですが、詳しい考察を読ませて頂きよく分かりました。有難うございました。まだ少し分からない所があるので、コメントさせて頂きます。

    ①コードネーム法則
    ・ラムは蒸留酒=純組織の男性。
    ・作画が女性。その上、羽田浩司に恋愛感情があったなら、若狭は女性と考えられる。
    ∴若狭先生は、先代ラムではないのでは?

    ②ダイイングメッセージと、ラムと若狭の面識の有無の関係
    キャンプ場の回で、黒田と若狭がお互いに様子を探り合っていたので、「黒田・若狭共に、ラムとの面識はない」との事でしたが、ダイイングメッセージのアナグラムに疑問があります。

    carasuma-rum=asaca(浅香)なら、
    浅香と名乗った人物は、何故、RUMと烏丸グループを知っていたのか?
    1)浅香は純組織・・・RUMと一緒にする仕事なので浅香と名乗った? 
    組織内にいて、一緒に仕事をする相手と面識がないと言う事が考えられるか?
    2)浅香はNOCとして組織へ潜入・・・同上。
    3)浅香は別組織(GCHQ等)・・・情報として知っていた。名前だけで面識がない事は自然。
    ∴別組織の可能性もまだ残っているように思います。

    ③若狭留美の名前が新聞に載ったとき、脇田(ラム?)は「トンチが効いてるねぇ」と発言しただけ。黒組織から抜けた灰原(幼児化で分かりにくい)・赤井秀一(変装で誤魔化す)共に、正体がバレないよう細心の注意を払っているのに、若狭先生は大丈夫なのでしょうか?・・・組織経験がある者は、見つかりしだい裏切り者として即処分されるのでは・・・。

    ①②③の理由から、1033話を読んだ後でも、若狭が「純組織」にまだ疑問を感じています。どう思われますか?何度もすみません。宜しくお願い致しますm(_ _)m

    • ちょっと複雑な記事になっちゃったと思うんですが、読んでもらってありがとうございます!回答しますね〜。


      これはおっしゃる通りですね。ただ、過去のラムが女性なのは「過去だから特例」という形で説明できなくもないので、作者のさじ加減次第かな〜という印象です。


      「若狭・黒田共にラムとの面識はない」の件、記事がボリューミーになりすぎた関係で説明を省いちゃったんですが、ここ重要ですよね。笑 もし「若狭=先代のラム」だとしたら、ラムとの面識は当然あったと考えてます。その場合、黒田を疑ってたのは、黒田をラムの影武者として疑ってたんじゃないかなと。

      また、記事の内容と矛盾するようですが、若狭=純組織じゃない可能性は全然あると思ってて。たとえば、羽田を殺そうとしたのも、ラムが目の前にいたからポーズとしてそうしたとか、NOCとしての任務を優先したかったからそうせざるを得なかっただけとも解釈できます。単に状況やセリフからして可能性は低そうってだけですね。


      若狭の場合、組織の「裏切り者は抹殺」という特性を逆手にとって、ラムをおびき出そうとしてます。なので、灰原や赤井のケースとは異なるかなと。もしかしたら脇田もその意図を読んで迂闊に近づかないようにしてるのかもですね。強いて違和感を挙げるなら、それなら安室に「若狭留美の調査」を依頼するのでは?とは思います。

  • おそらくだけど…。
    赤井姓=血の色
    留美=ルミノール反応
    を意味してるんじゃないかな?

    赤井姓を名乗ってない赤井家には「血を拭き取った」という裏設定があったりして(笑)

  • 初めてコメントします。
    17年前の事件の概要は、浅香つまり組織の一員である若狭留美がアマンダを暗殺した。しかしその場面を羽田が目撃してしまい殺さなければならなくなったが恋愛感情からできなかった。ラムは浅香と羽田の始末を試み、羽田が若狭を庇って死んだ。若狭は組織を抜け復習を企てている。ラムがミスしたのは若狭を消せなかったこと。
    今回のブログを読んでただ思ったことを書いてみした。根拠もない想像がつづきますが、赤井総武の母方の苗字が羽田で親族の死を調べるうちに消された。憂いた羽田家が秀吉を養子にとって育ててるとかどうなんでしょう。何はともあれ物語が進みつつあっていいですよね。またブログを読ませてください。

    • コメントありがとうございます!

      17年前の事件の概要についてはあり得ると思います。この辺りは今後また伏線が張られるとしっかり整理できそうですね〜。赤井家の家系図はかなり複雑みたいなので、務武の母方の名字が羽田という説も面白いです!

      秀吉が養子になった経緯については、青山先生は「出されたんじゃなく、なったかも」と話してるので、秀吉自ら養子になったみたいです。棋士として高みを目指すために、弟子入りしてた羽田家の養子になった感じでしょうか。

      ただ、赤井が秀吉と連絡を取り合ってることを考えると、これはメアリーを説得するための建前で、秀吉は別の目的を持って羽田家に入ったとも考えられますね。

  • いつも楽しく読ませていただいてます。

    最近、いろいろ考え過ぎてわからなくなってきました。
    その結果、若狭先生の声がラムちゃんなのは、普通に若狭先生がラムだから。そんなシンプルな考えに至りました。
    シンプル過ぎて、それこそ、青山先生とコナンチームに翻弄されてるのかなぁ、と。

    哀ちゃんが、若狭先生を好きだと断言しているのも、若狭先生が組織の一員かつ裏切り者だという根拠になるかと思います。若狭先生と探偵団がキャンプに行った話の中にヒントがあるかなぁ、と何度も熟読してますが、哀ちゃんは若狭先生をじっと見上げているだけで、理由は分からないですけど、あの時に哀ちゃんの中で確信するものがあったのかなぁと思います。

    • いつもご覧いただきありがとうございます!

      >いろいろ考え過ぎてわからなくなってきました。
      その気持ちわかる気がします。笑

      記事には書いてないんですが、灰原が若狭を信頼してる理由として、若狭が腰をかがめて子供たちに目線を合わせてるのが気になってます。

      これって安室の回想シーンに出てくるエレーナと同じポーズで、その安室は蘭が同じポーズを取ってた時に記憶が蘇ってるんですよね。灰原はエレーナと面識はないですが、灰原が慕ってる2人と同じポーズなのは意図的なのかなと。まあ、他のキャラも同じポーズを取ってるシーンはあるので、単なる偶然の可能性が高いですが…。

      また、おっしゃる通り灰原が若狭を組織の裏切り者だと見抜いてる可能性はあると思います。どうやって見抜いたかはわかりませんが、灰原は裏切り者と呼ばれながらそれを克服した比護さんが好きだったりもするので、辻褄は合いそうです。

  • こんにちはHiro様。初めてコメント致します。
    妄想に近いので適当な考えですが
    コードネームの継承について、ラムと黒田の関係は先代のラムと先代のバーボン(降谷零のように組織に潜入していた公安だったとか)の可能性はないでしょうか?
    黒田管理官の経歴は潜入捜査官だったのを誤魔化すための表向きの経歴とか。
    ただ、入院していたのが10年と区切ってあるのでそこに意味があるなら、17年前の羽田の事件とは関係ないかもしれませんが、潜入して数年経ってから何らかの事故に巻き込まれて組織から離脱(組織からは死亡扱い)したのではないかと。
    私は賢くないので、論理的思考などは難しくて…自分に都合よく考えている自覚はあります(笑)
    なので、否定的意見も知りたいのです。
    大変お忙しいとは思いますが、お時間ある時にでもHiro様にご意見伺いたく思います。

    • コメントありがとうございます!

      黒田が先代のバーボンでNOCだったという説ですね!どうなんでしょう?その場合、10年前の事故は組織にNOCだとバレて狙われたことになりそうですが、それならベルモットの「NOCは過去に3人」という発言と矛盾しますね。しかも、警察病院に搬送されたということは黒田がNOCなのは確実にバレてるはずですし、意識不明だからといって殺さずに放置するのも解せないような。

      その他、あまり物語上の意味がなさそうなことなども含めて、可能性は低いかなと。ただ、その説なら黒田が安室のことをバーボンと呼びたがる理由は説明がつくかもしれませんね〜。

  • 2度めのコメント失礼します。

    灰原が若狭を信頼するきっかけについてなんですが.
    若狭の行動で1度だけ明らかにおかしな点があります。
    キャンプの回で歩美が人質に取られる前の約2ページに若狭の姿が少年探偵団の近くから消えてます。

    まさかとは思うがわざと歩美を人質に渡したのでは…?
    灰原の信頼を勝ち取るパフォーマンスだったのではないかと…。

    あと白骨死体のあった体育倉庫。
    「ゼロの日常」ではなぜか安室があの体育倉庫の事を知ってました。公安の案件ではないのにどこで知ったのか?
    そして体育倉庫を「危険」と認識しマリアとたくまを遠ざけようとしてた。

    なぜ安室はあの体育倉庫を「危険」と認識したのか…。
    若狭はやはり怪しいですよ。
    ラムかどうかはまだわかりませんが純の組織のメンバーの可能性がかなり高いです。

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    子供の頃にベルモットの変装トリックに騙されて以来、生粋のコナンファン。考察は「DEATH NOTE」などにも似た頭脳エンタメだと思います。読み物として面白くなるように「わかりやすさ」と「サプライズ」を大切にしています。本業も物書き。