お久しぶりです。更新をサボっている間に原作でも進展があったので、過去の回から順に記事をアップしていこうと思います。
名探偵コナン1047話〜1050話の感想&考察です。メアリーが幼児化した経緯が判明し、赤井務武に関する重要な情報も明かされましたね。
この記事では、
- 赤井務武の生存フラグ
- 作中に隠された劇場版の伏線
- ベルモットとラムの関係
- メアリーはあの方の正体に気づいている?
- ベルモットはメアリーの幼児化に気づいている?
など、務武やメアリー、ベルモットを中心に考察します。
赤井務武の所属が確定
まず、このシリーズで大きなトピックだったのは、務武の所属が確定したこと。これについては、以前から指摘していたMI6で合っていたようです。
MI6であることは予想できるようになっていたので、いくつか伏線を紹介しますね。
メアリー「でも大丈夫!務武(あのひと)はとても強い人だから…その悪い人たちを一網打尽にしてすぐ戻ってくるわ…」
(名探偵コナン1037話より引用)
「賢い」ではなく「強い」と表現できるのは、メアリーが務武の能力の特性を熟知しているから。つまり、同じ組織で肩を並べていたことが想像できます。
赤井「オレ達はこれからイギリス人だという事を隠して日本で暮らすんだ…」
(名探偵コナン1037話より引用)
また、赤井や世良がイギリス人であることを隠しているのもポイント。これは、務武がイギリス人として組織に接触していること、すなわち務武がイギリスと関係の強い職業なのを示していました。
メアリー「『いいか、この先、私はいないものと思え…(中略)』っていうあのメールをね…」
(名探偵コナン92巻より引用)
さらに、メアリーと務武のメールの文面をよく見ると、英語で会話をしています。
ここから読み取れるのは、メアリーと務武の出会いは日本ではなくイギリスの可能性が高いということ。そのため、務武の仕事もイギリスを拠点にしていると考えるのが自然でした。
このように、務武=MI6と考えられる伏線は、随所に散りばめられていました。どれもさりげない描写なのが、青山先生らしいですね。
ベルモットは務武の死を確信している
続いては、ベルモットがヴォクスホールブリッジで務武に変装していたことについて。
務武の口調や立ち振る舞いを知っているということは、2人は過去に接触しているようですね。これは裏を返すと、務武はベルモットと接触するところまで組織を追い詰めたということ。
だとすると、このセリフの意味はつながったかもしれません。
ジン「あの方が奴の何を恐れているかは知らねぇが…」
(名探偵コナン58巻より引用)
あの方が赤井を恐れているのは、シンプルに「かつて組織を追い詰めた赤井務武の息子だから」と考えれば、辻褄が合いそうです。
となると、初代「銀の弾丸」は務武という可能性も。組織の天敵となる異名が父から息子に受け継がれていたとしたら、かなり熱い展開になりますね。
一方で、ベルモットは務武に変装してMI6に潜入しようと企んでいました。これは、ベルモットが務武の死を確信していることを示しています。
とはいえ、それだけで務武が亡くなっていると断定するのは早計。ベルモットは赤井の死も信じ込んでいますし、親子揃って死を偽装している可能性はあります。
メアリーの言う通り「生きているならどうして連絡をよこさないの?」とも思いますが、これについては息子である赤井の行動がヒントになっているのかもしれません。
沖矢「巻き込みたくないんでね…妹は出来る限り…」
(名探偵コナン1037話より引用)
赤井はメアリーや世良を巻き込まないために、自分の生存を隠しています。務武が同じことをしていても不思議はないですよね。
さらに赤井は、死を偽装していることを仲間のジョディやキャメルにも伏せていました。務武がMI6に連絡していないのは、同様に「敵を欺くには味方から」を実践しているとも考えられます。
赤井の行動から務武の行動を予測するのは、荒唐無稽なこじつけではありません。そもそも名探偵コナンにおいて「家族で行動が一致している」というケースはいくつかあります。
たとえば、赤井家の男性は全員、家族を危険に晒さないことを優先して動いていますし、
赤井「さすがに姉妹だな…行動が手に取るようにわかる…」
(名探偵コナン78巻より引用)
宮野家の女性は全員、自己犠牲精神の持ち主であることが一貫して描写されています。
つまり、「赤井の行動から務武の行動を予想する」「灰原の行動からエレーナの行動を予想する」みたいな手法は、それなりに通用するわけです。
こうして考えていくと、やはり務武の死を断定するだけの材料は揃っていないと思います。
赤井務武の“生存フラグ”
それに加えて、務武の“生存フラグ”になりそうなのが、ヴォクスホールブリッジがメアリーと務武の「いつもの待ち合わせ場所」だったこと。
もし務武が生きていた場合、ヴォクスホールブリッジはメアリーとの再会の地になるのではないでしょうか。17年越しの待ち合わせ場所として。
「待たせたな」「17年も待たされたわ」みたいなやり取りは割とありそうですよね。
そもそもメアリーは、子供たちの父親代わりになるために務武の口調をトレースしており、いつかはメアリー本来の口調に戻るはず。それが務武との再会によって果たされるなら、展開としては最も自然です。
このように、務武が生存している論理的な根拠は乏しいですが、生存フラグ自体はかなり用意されています。そのため、個人的には務武の生存に期待しています。
メアリーを幼児化させた実行犯がベルモット
また、このシリーズではメアリーを幼児化させた実行犯も明らかになりました。ベルモットだったのは意外でしたね。
メアリーにAPTX4869を飲ませる方法として、ベルモットによるなりすましが想定されるのは、以前から記事やツイートでも指摘していました。ですが、正直なところ可能性は低いと考えていました。
理由としては、ラムが実行犯だったほうが回収される伏線が多かったから。たとえば、
- 水無怜奈から届いた「RUM」というメールは、ラムがメアリーを追って「日本に上陸した」という意味なら辻褄が合う
- 黒田が紅茶党なのは、ラムがイギリスを本拠地としており、黒田がラムを追ってイギリスにいたなら辻褄が合う
などなど。
逆に言えば、水無のメールや黒田の紅茶党の意味については、これらの可能性はもう除外していいということ。推理を絞り込む材料になりましたね。
どちらもある程度の目星はついているので、整理できたらお話しします。
さて、ベルモットが実行犯だったことで、物語の様相はガラリと変わってきました。ここで考えたいのが、メアリー襲撃が誰の意思で行われたのか。
- ベルモットの意思で行われた場合:動機はAPTX4869やエレーナに関わるもの
- ラムの指示で行われた場合:かねてから匂わされていたベルモットとラムの協力関係が濃厚になる
推理が複雑化するのは後者の場合ですね。羽田浩司殺人事件に変装術が絡んでいたら、割とお手上げなので……(笑)。
ただ、どちらかというと後者の可能性のほうが高そうな気はします。
務武を組織で最も警戒していたのは、羽田事件の当事者であるラムのはず。そして、メアリー襲撃は、務武の所属していたMI6に潜入するための作戦でした。だとすると、この作戦はラムが主導していたほうが自然。
さらに、ベルモットは波土の事件で「ASACA」の調査をしているほか、映画「純黒の悪夢」でもラムに敬意を払っている様子が描かれています。これもベルモットとラムの協力関係を伺わせるシーンです。
その場合、ラムが変装した姿で登場している可能性も高まりますね。
これは言い換えれば、変装を解いた真の姿が存在するかもしれないということ。ここで思い出したいのが、青山先生のこの発言です。
青山先生「じつはもうラムはでてたりしてw」
(2014年9月1日 どうぶつの森でのコメントより引用)
この時点で、いわゆるラム候補の3人は作中に登場していませんでした。
つまり、ラムが登場していたなら、それは変装を解いた本来の姿(または本名)。もしラム=脇田なら、その脇田の正体まで読み取るのがラム考察の本番なんです。
その正体の候補として、以前ツイートで常盤金成を紹介しました。
Time is money=脇田兼則の正体は「常盤金成」かも。
映画「天国へのカウントダウン」で名前だけ出た彼は、常盤財閥の令嬢の父=おそらく創業者。
青山先生はラム候補の3人が出る前に「ラムの名前はある意味出てない」と話しており、
これは「原作では出てないが、映画では出てる」とも解釈できる。
— Hiro@名探偵コナン考察ブログ シルバーブレット (@conan_sb_black) September 7, 2019
現在ではそこそこ広まった説となっているようですが、「映画は本編に関係ない」という指摘をよく見ますね。僕も同感ですが、この説はそれを踏まえてもロジックが成り立ったりするので、折を見てお話ししたいと思います。
また、ベルモットとラムが協力関係なら、この設定の見方も変わりそう。
灰原「屈強な大男だとか…女のような男とか…年老いた老人とか…それらが全部影武者だって言ってた人もいたわ…」
(名探偵コナン86巻より引用)
ラムの見た目が十人十色なのは、ベルモットの変装術によって見た目を変えているからかもしれません。そう考えると、ベルモットの「千の顔を持つ魔女」と、ラムの「噂で耳にした人物像は十人十色」はよく似ているんですよね。
この場合、キャンプ場の事件で若狭が黒田にカマをかけていたのは、ラムと面識がないからではなくラムの変装を疑っていたからとも考えられます。これは非常に重要なポイント。
メアリーはボスの正体に気づいている?
ベルモット「どうかしら?自分の妹が作った毒薬でこの世を去る気分は…」
(名探偵コナン1049話より引用)
さらには、今回のシリーズで「エレーナが毒薬を作っていた」という情報がメアリーに渡りました。これも大きな伏線になりそう。
思い出したいのが、エレーナと宮野厚司のこの会話です。
厚司「君のお姉さんも少し胡散臭いって言ってたしね…」エレーナ「でもスポンサーはあの烏丸グループなんでしょ?」厚司「そうなんだが悪い噂も聞くよ?」
(名探偵コナン95巻より引用)
メアリーはおそらくエレーナが烏丸グループの施設に入ったことを知っています。
つまり、今回の「エレーナが毒薬を作っていた」という情報は、メアリーからすると「エレーナが“烏丸グループで”毒薬を作っていた」という情報に変換される。
だとすると、羽田事件の現場に残されていたダイイングメッセージも、メアリーの目には「CARASUMA」として映るはず。
もしかしたら、メアリーは組織のボスの正体にたどり着いているのではないでしょうか。あれほど慎重に動いているのも、敵の強大さを理解しているからかもしれません。
ベルモットはメアリー生存に気づいている?
一方で、そんなメアリーの生存に、ベルモットが気づいている可能性もあります。
メアリー「娘の存在すら把握していなかったお前が知る由もなかろう…」
(名探偵コナン1049話より引用)
メアリーが現在、自分の代わりに世良を動かしているのは、おそらくベルモットが世良を知らなかったから。世良はイギリス人であることも隠していますし、危険は少ないと判断したのでしょう。
でも、実際はミストレ編でベルモットは世良と接触済みです。
つまり、ベルモットは世良を入念に調査すれば、メアリー生存に気づける状態。ベルモットはすでに、メアリーの幼児化を知っている可能性さえあるわけです。
その場合、ベルモットとしては組織に幼児化を知られたくないので、単独で動くしかない。だからこそメアリーに手出しできない、という構図だと予想されます。
まあ、その割にはミストレ編以降、ベルモットが世良を調査している描写はないですね。現時点では可能性の話に過ぎないので、今後の展開を見守りたいと思います。
こういった「A=Bが成り立つならC=Dも成り立つ」という論理展開は考察では重要ですが、青山先生はそこまで意図していない場合もあるので、深読みのしすぎは禁物です。
個人的には「青山先生がどこまで意図しているのか」を見極めるのも考察の一部だと思っています。
メアリーの咳
メアリー「いや、その妙な薬を飲まされたせいだ…薬の副作用かもしれんな…」
(名探偵コナン1050話より引用)
あとは、メアリーの咳が薬の副作用であることもほぼ確定しました。コナンと灰原に副作用は見られませんが(少なくとも咳という形では)、どうしてメアリーだけに副作用が出たのでしょうか。
2人とメアリーの違いは、簡単に目につくところだと、
- 年齢
- 薬を飲まされてから川に落ちている
という2点。これらの違いが、副作用の原因になってる可能性は高そうです。
あるいはベルモットの飲ませた薬が、2人の飲んだ薬と別物というパターンもあります。
灰原はAPTX4869を「焼け残った資料を集めて復元した」と話していましたが、裏を返せば「一部の資料は残っていない」。
つまり、灰原の薬とエレーナの薬は、厳密には別物です。メアリーはエレーナの薬を飲み、副作用が出たのかもしれません。
また、解毒薬は風邪のときしか効力を発揮しないので、メアリーの咳は単純に「解毒薬を飲むために用意された設定」とも考えられます。
ちなみに、幼児化した3人の共通点として、よく「薬を服用してから水に濡れている」という指摘を見かけます。でも、コナンと灰原は幼児化してから雨に打たれているので、個人的には関係ないかなと。
新一「か、体が…熱い!骨が溶けてるみてーだ…」
(名探偵コナン1巻より引用)
とはいえ、APTX4869の服用に発熱を伴うのは確かですし、解毒剤と風邪がセットなのも、体温が関係している可能性はあります。
たとえば、人体は体温が42度を越えると生命維持が困難になりますが、これもAPTX4869を服用した人間が亡くなる原因かもしれません(死因不明というジャッジになるのかは怪しいですが)。
このように「熱」は重要なキーになりそうなので、改めて考えてみたいですね。
メアリーの不可思議な発言
ほかには、メアリーがベルモットのことを「女優のクリス・ヴィンヤード」ではなく「千の顔を持つ魔女」、すなわち変装の達人として認識しているのも気になりましたね。
ここから読み取れるのは、メアリーはロンドン編の時点でベルモットに関する情報を持っていたということです。独自に調査を進めていたのか、別の情報源があるのか。
後者の場合、情報源は務武か若狭になりそうですが、務武に対しては「十数年も私に連絡しなかったのはどうして?」と聞いているのでシロだと思います。
務武「いいか、この先、私はいないものと思え…どうやら私は、とんでもない奴らを敵に回してしまったようだ…」
(名探偵コナン92巻より引用)
「いないものと思え」と言ってからメアリーと情報交換していたとも考えにくいので、おそらくこれが「十数年前の最後の連絡」。
それに、仮に務武とメアリーが情報交換していたとして、務武が十数年前の時点で「クリス=ベルモット=千の顔を持つ魔女」と認識とするのは不可能です。
なぜなら、ベルモットは20年前に成人した姿で組織の任務を実行しており、当時はクリスではなくシャロン=ベルモットと認識されていた可能性が高いから。当然ながら、十数年前の時点でも同様の認識のはずなので、務武が情報を入手したとしても、それは「シャロン=ベルモット=千の顔を持つ魔女」という内容。
メアリーにとってクリス=シャロンと断定するのは難しいため、クリスの姿を見て「千の顔を持つ魔女」と表現するのはおかしくなります。
となると、情報源はやはり若狭なのでしょうか。この辺りは改めて考えてみたいところですね。
その他のシーン
最後に、それ以外の気になったシーンについても触れておきます。
映画に向けた布石
まず、メアリーがベルモットの変装術を知っていた(あるいは知った)のは、映画に向けた布石かもしれません。
映画の予告でメアリーは沖矢と一戦を交えています。このときにメアリーと沖矢は、お互いの正体に気づくのではないでしょうか。
メアリーは「変装術の存在」、沖矢は「幼児化の存在」をそれぞれ知っています。さらに、さざ波編で2人は過激な親子ゲンカをしており、お互いの身のこなしも把握しています。
つまり、お互いの正体を推理するだけの材料は揃っているということ。2人の推理力を考えれば、真相にたどり着くのは難しくないと思いますね。
メアリーはなぜ「遅れを取らない」と言ったか
メアリー「体ならこれでも大丈夫だ!奴らに遅れは取らんよ…」
(名探偵コナン1050話より引用)
細かいシーンですが、メアリーは世良の質問に一考してから「幼児化した姿でも遅れを取らない」と答えました。
しかし、現在は「元の姿に戻ったら反撃を開始する」と言っているわけで、ここにちょっとした思考の変化が見られます。
あるいは、思考が変わったのではなく、最初から世良を危険に晒さないための嘘だった可能性も。
このセリフの解釈は意外と重要かもしれないので、きちんと考えたいですね。
ホームズの弟子
メアリー「おい…この少年は…」世良「む、昔浜辺で会った…あの子にそっくりだ!」
(名探偵コナン1050話より引用)
さらに、メアリーと世良がイギリスでコナンを見ていたことも正式に判明。こちらの記事で考察した通りでしたね。
考察している人にとってはわかりやすい伏線だったので、答え合わせという感じでしょうか。というか、ロンドン編って最近のイメージなのに、10年越しの伏線回収であることに時の流れを感じます(笑)。
まとめ
いかがだったでしょうか? 結構前の回なのでうろ覚えの人も多いと思いますが、少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
これから徐々に更新を再開していく予定です。最近はYouTubeの準備も進めているため、黒の組織の目的やAPTX4869の用途など、重要なネタはそちらで出すかもしれません。改めてよろしくお願いします。
考察ブログ再開とてもうれしいです!今回も分かりやすい考察ありがとうございました。
個人的に、青山先生の「名前はある意味出ていない」という発言は、ラムはもう登場しているが、名前は偽名、本名は後に登場した“黒田兵衛”であると解釈しているのですが、ラム=本物黒田説の根拠はまだまだ薄いので、考え中です…笑
それと、ベルモットがMI6に潜入しようとしていたということは、他の諜報機関にも、組織からのスパイがいることの伏線かと思ったのですが、hiroさんはどのようにお考えでしょうか?ぜひお考えを聞かせていただけるとうれしいです。
YouTubeも楽しみにしています!
コメントありがとうございます。そう言っていただけてこちらこそ嬉しいです!
いくつかクリアしないといけない矛盾点はありますが、本物黒田説は面白いですよね〜。決め手の乏しさに関してはあの方=烏丸説に関しても同様だったので、あまり気にしなくていいのかもしれません笑
ベルモットがMI6に潜入しようとしてたのはほかの諜報機関にスパイがいることの伏線、という可能性はあると思います!その場合、該当しそうな人物はラム候補の3人に絞られそうですね。楠田のような後出しキャラでスパイが出てくるパターンはあり得ますが。
個人的には、ベルモットがMI6に潜入しようとしたのは、務武にどこまでの情報を掴まれてたかが不透明だったか、重要な情報を掴まれてたからじゃないかなと。その情報を探り、必要なら関係者を始末するのがベルモットの役目だったんだと思います。
務武が掴んでた情報としてありそうなのは、あの方の正体ですかね。赤井よりも推理力が高いとされる務武なら、羽田のDMを「CARASUMA」と読み解くことも可能でしょうし、務武の言う「とんでもない奴ら=烏丸グループ」と考えることもできます。
あとは、ベルモットが「3年前から潜入を計画した」というタイミングに意味がある気がしますね。たとえば、17年前に始末した人間に変装して3年前から潜入しようとするのは違和感があるので、組織が務武を始末した(orそう思い込んでる)のは割と最近なんだと思ってます。
返信遅くなりすみません(^-^;
確かに、3年前というタイミングは不思議ですよね。務武がメアリーに逃げろとメールしたのが17年前で、その後、何か事件が起こり、メアリーや赤井は務武の死を遅くとも10年前(さざ波の時)には知っていた、そして組織が務武の死を確信したのは3年前となると、もう何が何だか…笑
赤井家関連の真相が分かるのは緋色の弾丸のあとになりそうなので、もう少しお預けですかね笑
これからの展開が楽しみです。
なんかいろいろと混沌としてますよね(笑)。3年前って言ったら赤井さんが組織に潜入してるタイミングですし…。
最近はたくさんの設定が重なって噛み合わない点が出てきたりもしてるので、注目して考察するべきところとそうでないところを見極めるのも大事だなあと思ってます。とりあえず今後の展開に期待ですね!
メアリーは19年前から烏丸グループに目をつけてますね(95巻)。
もしかしたら赤井家vs烏丸グループの起源は宮野夫妻がスポンサーの話を承諾した19年前なんじゃないかな…。
メアリーは妹の死をきっかけに本格的に烏丸グループを追ってんじゃないかな?
ですね〜。メアリーとしても最終的にエレーナ先生を止めてないので、当時は「胡散臭い」止まりだったんだと思いますが、その後の務武とエレーナの行方不明で烏丸グループをマークし始めた可能性はありそうです。
組織vs赤井家の序章が19年前だったと考えたら面白いですね!
起源が19年前と仮定すると浅香の正体の考察も色々変わるよね…。
いざというときの為にいつでも「CARASUMA」を残せるように姉妹で同じ手鏡を揃えてた可能性も出てきてメアリー=浅香の可能性も出てきます。
飛行機で日本に逃げるメアリーのお腹の大きさと世良真純の年齢には矛盾がありますし…。
おそらく身を隠す為に「世良真純(日本名)」と「赤井真純(イギリス名)」では年齢も変えてるので蘭の「世良さん」呼び(初期のバーボン編)も全て説明がつきます。
世良ちゃんの出生の秘密はおそらく年齢ですよ!(笑)